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第32号 2007年10月29日発行
●堅牢な請求項を作成することが特許戦略の基礎です
いくら特許戦略を練っても、使用可能な特許権を保持していなければ、無意味なのは当然のことです。表面的にいくら広い権利範囲をもった特許権を保持しても、請求項が脆弱では権利行使に使用できません。請求項が脆弱になる原因には、次のようなものがあります。
1. 請求項が未定義の用語を含んでいる。
2. 請求項が、あいまいな概念の用語を含んでいる。
3. 請求項が、実施の態様と対応付けにくい用語を含んでいる。
4. 請求項が、複数の意味に解釈できる構成要件を含んでいる。
5. 請求項を構成する構成要件の間の関係が明確には表現されていない。
6. 請求項に、他の構成要件と関係を有しない「浮いた構成要件」が存在する。
脆弱になる原因を含まない請求項は堅牢であり、権利行使における無用な議論を避けることができますし、特許権者も自分の特許権の権利範囲が明確にわかります。特許権侵害訴訟では、請求項の権利範囲について、特に、上記の1から6のどれかの類型に該当する事柄について争っている場合がほとんどです。訴訟にいたらずに権利行使に成功すれば、権利行使の費用対効果比が向上します。その意味からも、堅牢な請求項を作成することは特許戦略の基礎であると思います。
作成堅固的請求項是專利戰略的基礎。若無法保持能夠行使權利的專利權,再怎麼精心策劃專利戰略,都會變得無義意,這是理所當然的。無論表面上保持有多廣之權利範圍的專利權,請求項很脆弱的話亦無法使行權利。造成請求項脆弱的原因,有如下幾點:
1、請求項包含未定義的用語。
2、請求項包含曖昧概念的用語。
3、請求項包含難以對應實施態樣的用語。
4、請求項包含能夠解釋成多個意思的構成要件。
5、構成請求項的構成要件間的關係,沒有明確表現出來。
6、請求項中存在與其他構成要件沒有關係的「漂浮元件」。
沒有包含脆弱原因的請求項,就會很堅固,可以避免無法使用權利的非議,且專利權人亦能更明確的了解自己之專利權的權利範圍。於專利侵權訴訟中,針對請求項之權利範圍的爭點,特別地幾乎所有情況,都是符合上述1至6任一點之類型的爭點。尚未進行訴訟而能成功行使權利的話,會提高權利行使之費用及效果的比率。從這個觀點來看,作成堅固的請求項,係為特許戰略的基礎。
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上述文章取自「特許戦略マガジン」。今日上網逛大街不小心看到地,覺得很有用,所以決定將它譯出來,詳細讀讀!
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